2014年06月09日

【好きな映画】「ミッドナイト・ラン」

マーティン・ブレスト監督がロバート・デ・ニーロを主演に迎えて撮ったクライムアクションコメディの大傑作!!



大好きな映画っていうのは沢山あるけど、「今日は疲れたから『ミッドナイト・ラン』でも見てから寝よう」とか、「悲しいことがあったから『ミッドナイト・ラン』でも見て、明日も元気にがんばろう」とか、そんなふうに思える映画はそうありません。あたしにとって大事な大事な映画です。今まで何回見たかわかんないよー。



マフィアの金を横領して裁判沙汰になり、保釈された後、行方をくらましてしまった会計士のチャールズ・グローディンと、その彼を行方を追い、連れ戻すのが仕事の賞金稼ぎのロバートデニーロ、2人の中年男のいわゆるバディムービーです。



賞金稼ぎと賞金首……追う、追われる関係の二人なんだけど、この二人がいいんだ〜。



とにかく、会話の一つ一つがちょーーーーーーー素敵なんだよっ。
「チェリソー&エッグ…」とか「そんなものを食ってると動脈硬化になるぞ。コレステロールの塊だ。献立を作ってやろうか?」とか「高所恐怖症なんだ!」とか、もう面白すぎます(笑)うぅ〜〜〜、この面白さをどうやって伝えればいいんだろう??こうやって文字にしても、全然わかんないよねー。もう、これは見てくださいって言うしかない。会話自体はなんてことのない雑談みたいなフツーの会話ばっかりなんだよー。だけど、それが……なぜか、いいの!!!!印象に残るんですっ



ふたりの会話以外にも「ドーナツ買って来るよ」とか「モーズリは私だ!」とか「俺の50万ドルをどうしてくれる!」とか、もう面白すぎる…(笑)



他にもデニーロがコーヒーに砂糖を入れすぎていたり、チップの小銭を数える仕草とか、チャールズ・グローディンがFBIの捜査官になりすましてバーから金を巻き上げるシーンとか、小ネタが満載で楽しすぎますっ



一つ一つのシーンが全て名場面!名台詞!



なんていうか、監督の目線が優しいんだよねー。その優しさが心地いいの。



メインのふたり以外の登場人物も最高で、ふたりに振り回されるFBI捜査官にヤフェット・コットー、マフィアの大ボスにデニス・ファリーナ、ライバルの賞金稼ぎにジョン・アシュトン、デニーロに連れ戻しを依頼する保釈金金融業者にジョー・パントリアーノ……みんな、最高すぎるよ〜〜〜〜!!



一人としていらないキャストがいない、一つとしていらないシーンがない、完璧な映画。



ロバートデニーロの出演作は好きな作品がいーーーーーっぱいあるけど、あたし的にはこの映画がベストです。
とにかく、デニーロが楽しそう!!!いや、デニーロだけじゃない。キャストがみんな楽しそうなんだよー!!!!



大好きだーーーーーーーーー!!!



日本語吹き替え版のDVDかブルーレイが出てくれるのをずーーーーーーっと待ってるんだけど、全然出てくれない……。
頼むよ〜〜〜〜〜。買うから出してーーーーーー!!!



来世で会おう!






posted by かぶみ at 13:53 | Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

【好きな映画】アンダーグラウンド

エミール・クリストリッツァ監督の傑作〜。



クリストリッツア監督の作品は全部好きなんだけど、この「アンダーグラウンド」と「黒猫白猫」はあたしの中でクリストリッツァの1番2番を争う双璧です〜。



第二次世界大戦が終わったことを知らずに地下でずーーーーーっと武器を作りながら暮らし続けるファミリーの物語。



日本にも、横井庄一さんとか、太平洋戦争が終わったのを知らずにジャングルの奥地で孤独な戦いを続けた方々がいらっしゃったけど、まさにあんな感じ。外の世界が変わっていくのをな〜〜〜〜んにも知らずに、ひたすら地下に隠れて生き続ける。しかも、そうやって家族を地下に閉じ込め続けることで利益を得ているやつが悪役として出てきて……。クリストリッツァ監督はきっと共産主義に抑圧されてきた時代の祖国ユーゴスラビアそのものを暗喩して作ったんだと思う。



でも、あたしは……



引きこもりの映画として見ました!!!(笑)



世間から完全に切り離された地下で誰にも知られることなくずーーーーーっと生き続ける……いやーーーー、引きこもりの鏡!!!!
そして、最後にはその引きこもりが地上に上がってきて、知らない間に変わってしまった世の中で自分を閉じ込めていた悪いヤツに復讐する…っていうか、偶然にも復讐を遂げちゃうって、笑える展開なんだけど(笑)



あたしは、パラサイトではないにしても、外の世界とできるだけ触れ合わず、家の中でじーーーーっとしてゲームしたりまんがを読んだりして過ごすのが好きな典型的なヒキコモラーなので……もーねー、この手の映画は感情移入しちゃうわけですよー。



同じような引きこもりの映画にはドイツの鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「カスパー・ハウザーの謎」やピーターセラーズ主演の「チャンス」なんかがあって、あたしはどっちも大好きな映画だけど、この「アンダーグラウンド」はもっともっとトンチが利いていて一筋縄ではいかない展開です。クリストリッツァ監督、さすが〜!

他にも、岡本喜八監督の「ジャズ大名」なんかも、あたしは引きこもり映画だと思うんだよねー。
見たくない現実があるから、とりあえず踊ろう!同じバカなら踊らにゃ損!損!って感じに踊りまくる。あー、すばらしい現実逃避。
喜八監督は「沖縄決戦」のラストシーンでも、戦車に囲まれてどーにもならなくなった老婆に沖縄民謡を躍らせていて……もー、その様子がね、どうにもならなくなったら人間踊るしかないよねーって感じですばらしいんですよー。



……あれ?なんの話だっけ?



ああ!そう!アンダーグラウンドね!



とにかく、「アンダーグラウンド」って映画はヒキコモラーにはたまらない映画なんですよっ
誰か悪いヤツが自分を閉じ込めている…って設定も、考えてみたら、ヒキコモラーが抱きやすい妄想だもんねー。ホントは自分が悪いんだけどねー。そう思いたくないんですよー。自分は外に出たら本当はすごいヤツなんだ、っていうのも妄想。そういう妄想を肯定してくれる。だから、この映画は救いなのだーーーーー!!



しかも、クリストリッツァ監督の作品だから、小物がおもしろい!!!
その辺に転がっているゴミみたいなものでも、クリストリッツァ監督の手にかかると、魔法のようにすばらしいアイテムに変身するんですよっ
音楽も最高!!!



ラストシーンもいいんだよねー



ヘルツォーク監督の「アギーレ神の怒り」や「フィッツカラルド」でもそうだったけど、川に流されていくエンドって好きだぁ……。海じゃなくて、川っていうのがいいんだよね!海に比べて川って、なんとなく救いがある気がするんだよー。



あ〜、素敵!!!



さぁ、これを読んでる引きこもりのあなたも!
クリストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」を見て、あたしと一緒に妄想引きこもりライフを満喫しよう〜!!



posted by かぶみ at 10:26 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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